はだかのゆめ

2022.11.23

NEWS

劇中歌「ごはん」を使用した予告編が解禁!

『はだかのゆめ』監督の甫木元空は、映画と音楽の二刀流!
監督自身の経験をもとに描く、母と子、そして祖父、親子3代の物語。

高知県・四万十川のほとりに暮らす一家、息子のノロ、母、祖父の親子3代にわたる時間と、その時間の境界線を飛び越えた触れ合いを描く『はだかのゆめ』。TVドラマ『きれいのくに』(NHK)、連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』(NHK)、さらにAmazon Original『モアザンワーズ』など、話題作への出演が続いている青木柚が主演を務めています。監督の甫木元空は、2人組バンド「Bialystocks」で音楽活動もしている二刀流。大学時代の恩師である青山真治監督がある打ち上げのカラオケの場で甫木元監督の声を聞いて言った、「君は映画も音楽もやれ」という言葉がミュージシャンへと向かう第一歩になったと言います。
全編、劇中歌「ごはん」を使用した本予告編は甫木元監督が編集したもの。高知の自然、四万十川の火振り漁などを切り取りながら、お盆にも遅れたノロマな幽霊(青木柚)が彷徨う姿を捉えています。本作の音楽は監督である甫木元空がボーカルを務めるバンドBialystocksが手がけています。

予告に使用している劇中歌「ごはん」は2021 年発表のAlbum『ビアリストックス』に収録されている楽曲ですが、甫木元監督が高知の風景を見ながら作られた歌、そこにいたからこそ出来た曲のひとつであり、映画『はだかのゆめ』を制作する上で指針になった歌だと言います。今回の劇中歌バージョンの予告解禁にともない、甫木元監督から映画音楽についてのコメントが到着しました。

Bialystocks「ごはん」という曲で予告編を制作しました。
「ごはん」という曲は、母からごはんができた際に呼びかけられる声を題材にして作った曲です。ごはん!と叫んだ声はいずれ消えてしまうけど、どこかで響き続けているような、やさしさと空腹、少し夕飯の匂いを含んだ不思議なその声は、映画『はだかのゆめ』を制作する過程でずっと指針になってきました。
劇中ではストリングスアレンジをした「ごはん」が高知の風景の中で、やまびこの様に何度も繰り返されます。音楽が、虫の音、雨音、川のせせらぎ、波音と共にエンドロールの「はだかのゆめ」という曲に向かって流れ込む、音の流れをぜひ劇場で体験してもらえたらと思っています。
甫木元 空(映画監督/Bialystocks)





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